あてなき片想いの行方
もっと他にタイミングがあったんじゃないかって、そんな風にも考えたけどやっぱり今だからこそっていう気もするから書く!!
この世を生きるアイドルの、恋愛について。
アイドルに限らず有名人は、たとえそれが純粋な恋愛だったとしても何故か「熱愛」という謎に冷ややかな表現でその事実を広められちゃう。
発信する側の一部の人がそれらを「面白いネタ」として扱うことで世間の興味を引くためなのかな、わかんないけど。
自分や自分の大事な人の恋愛話を、自分から離れたところで「熱愛話」として噂されるの、私は純粋に嫌だなあ。
とはいえ、どんな愛や恋にも温度はあるわけで、そういった意味で「熱愛」に間違いはないし、その言葉自体に罪はないんだけどね。
要は…恋愛をしている有名人に対する冷やかし、有名人の恋愛行為に対する得体の知れないネガティブイメージ、それがよくない気がする。
でもこういう偏見や固定概念って、世の中にたくさんあるんだろうな。
ひとつひとつ、気づいて変えていくしかないもんね、そうしよう。
「有名人」という括りですら恋愛話は世知辛いのに、「アイドル」になると話はさらにややこしくなるの。
たとえば同じレベルのイケメンだとしても、「俳優」なのか、それとも「アイドル」なのかによって恋愛話への反応は結構違うような気がする。
俳優だったら、メインの商売道具は演技。
歌手なら、メインの商売道具は楽曲。
でもアイドルは、メインの商売道具が自身そのもの(?)
だから、アイドルが恋愛でもしようものならまるでその商売道具に傷でもついたかのように、一部の*1消費者がそれを裏切りだと嘆いたり、怒り狂ったりしちゃう。
わからなくもないよ、気持ち的にはね。
でもそもそも、アイドルって本当に「自身そのもの」を商売道具にしてるのかな。
良い例になるかわからないけど、私はコールセンターに勤めたことがあって。
そのとき私、電話の向こうのお客様に対して、私自身の言葉と、私自身の対応で、たしかに「電話越しの私自身」をもって商売してた。
私はアイドルじゃないけど、もしかしたら私の声や話し方を個人的に気に入ってくれたお客様がいたかもしれないし、態度や姿勢から私自身のことを親切丁寧な人だと感じてくれたり、そしてそれらが後押しして商品契約に繋がったことだって、可能性としてはゼロじゃない。
でも別に私は、私自身のことを売り込んでたわけじゃない、あくまで電話応対という「パフォーマンス」を売り込んでただけ。
話すスピード・声のトーン・口調・内容などなど、お客様と接するときだけ特別に意識して提供してた、ただそれだけ。
だから接客中とそれ以外での自分は当たり前だけど全然違うし*2もし仮にプライベートでも接客中の話し方を強要されるようなことがあったら、それこそ理不尽さに怒り狂って沖縄の海に飛び込むだろうね。*3
一方アイドルも、きっとその場その場で最も喜ばれるような姿・話し方・振る舞いなどなどを仕事中だけ特別に意識して提供してくれてるはず。
コンサートではこう、バラエティではこう、音楽番組ではこう、みたいな感じで。*4
だから必ずしも仕事中とプライベートが同じ姿とは限らないし、むしろ違って当然だし、仕事上のあれこれをプライベートにまで強要されるのは嫌だろうなあと私は思っちゃう。
うまく書けたのかな、わからないけど、結局コールセンターの私と同じようにアイドルだって、商売道具はきっと「パフォーマンス*5」なんだと思う。
アイドルはなんでもやっちゃうから私みたいに電話応対とか電話越しの姿・情報だけに留まらないし、プライベート情報も仕事に使うからある意味全ての時間をアイドルとして生きてるし、各アイドルによって働くスタンスがバラバラだから線引きがとにかくわかりづらすぎるけど、でもやっぱりどこまでいってもアイドルの商売道具が「パフォーマンス」を超えて「自身そのもの」になることは絶対に無い。
あえて断言しちゃう、だってアイドルは「身分*6」じゃないから。
アイドルとして生きる、というのは、あくまでアイドルという仕事で収入を得て生きる、ということだから。
アイドルの子どもは必ずアイドルになる世界、生まれたときからアイドルとしての人生が定められてる、みたいなことは現代にはあり得ないし。
だからまず、アイドルにも私たちと同じように仕事以外の時間を自由に過ごす権利があるんだよって、もっと言うと自分の人生を好きに生きて当然なんだよってことを、まずは言いたかった。
言えたかな、言えてるといいな。
じゃあ、次。
アイドルの恋愛って、商売道具としての「パフォーマンス」に含まれちゃうのか…?
もしもアイドルの恋愛が「パフォーマンス」のひとつなのだとしたら、ファンクラブ料を払ってまで熱心に応援していた消費者が、その熱や愛を裏切るような「パフォーマンス」をしたアイドルに対して悲しみや怒りをぶつけるのは一理あるような気もする。
難しいなあ、たしかにアイドル自身の魅力、生き方、プライベート情報、そういうのと同じように家族構成も、仕事に使われてたりするもんね。
恋愛の続きとして結婚・子育てまで辿り着けば、それこそ子持ちアイドルとしての仕事が来ることだってあるだろうし。
でも、アイドルがそうやって恋愛を仕事に使うのは、あくまでアイドル自身が事実を公表してる場合に限られるんじゃないかな。
逆に言うと、アイドル自身が公表してない恋愛行為・事実は、そのアイドルの商売道具としての「パフォーマンス」には含まれない気がする。
たとえば、また私の仕事を例に出すけど、学生の頃に店頭での接客アルバイトもしてたの。
それは積極的にお客様に話しかけて、ご要望を聞き出したり、適した商品をおすすめする仕事。
一度きりのお客様でも、お互いにハマると結構長めに会話したり、なんなら私も少し個人的な話を織り交ぜたりして。
お客様の大半は女性だったけど、もちろん男性のお客様にも接する機会はたくさんあった。
とまあそんな仕事で、ここからは全部仮の話だけど、私がめちゃめちゃ男性ウケの良い店員だとする。*7
私の顔を見た男性のお客様たちは、その日必ず高めの商品を購入する…一応現実的に絶対あり得ない話じゃないよね、あくまで可能性の話として。
でもあるときから、私に異常なほどの大人の色気が備わって*8それを見た男性のお客様は皆、私に彼氏ができたんだと推察して、ショックのあまりお店に足を運ぶのをやめてしまう。
結果、お店の売り上げはガタ落ち。
私はもちろん、自分に彼氏ができたかどうかなんてお客様に言ったりしないし、お客様も直接事実を確かめようとはしない。
このとき、私の彼氏の有無は商売道具としての「パフォーマンス」になってるのかどうか、それが問題。
まずそもそも、私の彼氏の有無がはっきりしてない、そこが大きい。
もしかしたら異常なほどの大人の色気を身に纏わせる魅惑のメイク*9に手を出しただけかもしれないし、はたまた本当に彼氏ができたのかもしれない*10し、それはわからない。
あくまで「彼氏ができた」と認識したのはお客様側の勝手な推察だから、私としては特に彼氏の有無を仕事に自ら繋げたわけじゃない。
というわけで、この場合は私の商売道具としての「パフォーマンス」に私の恋愛は含まれない、ってことでいいと思う。
ただし、お客様に彼氏の存在を感じさせちゃった仕事中の私の身なりや振る舞いは、商売道具としての 「パフォーマンス」に含まれるよね。
だってたとえ私が商品を売ってるだけの店員だとしても、お客様の購買意欲が仕事中の私の姿によって左右される以上、そして私自身も仕事中の自分の姿や振る舞いによってお客様の購買活動を促す以上、それはもはや「パフォーマンス」でしかないから。
とりあえずこんな感じで、彼氏有無はっきりしないパターンは終わり。
そしたらもし、実は私には男性のお客様たちの推察通り彼氏がいて*11私が休日に彼氏とカップルシートで野球観戦してるときに偶然お客様の1人と遭遇 しちゃってたとしたら。
これは、私は仕事以外の時間に彼氏と野球観戦してただけで、それをたまたま普段お店にお客様として来店する1人の男性が見ちゃっただけで、なんなら絶対にバレない噓をつける能力がもし私にあれば遭遇したときにうまく彼氏の有無を隠し通してそれで一件落着だから、私が彼氏の有無に触れない限り、自身の恋愛を「パフォーマンス」という商売道具にはしてない、ってことになる気がする。*12
でも、最悪なことに、遭遇したとき私が持ち前の嘘能力で相手を丸め込もうとしたらなんと、隣の彼氏が「僕たち付き合ってますよ☆」とか言っちゃった…これは?
これは…どうしましょう…私としては頭真っ白だよね…コイツ何言っちゃってんのまじで…そういえば嘘がつけない正直なところに惚れたんだった…oh…状態。
いや私の心情はさておき、ここまで私はお客様に対して特にアクションを起こしてない、ということでこの後にかかってるよね。
まず、彼氏がペロッた後でも彼氏の有無については自分の口から一切話さなかった、ってパターン。このときは、とりあえず「隣の彼とは付き合ってない」ということさえ伝えておいて実際の彼氏有無情報について伏せておく、というスタンスをキメればとりあえず恋愛を「パフォーマンス」として自ら認める言動は回避できるのかなあって思う。*13それにもし、瞬時に落ち着きを取り戻して持ち前の嘘能力で起死回生の逆転満塁丸め込みを相手へかますことが成功すれば、ほら、いけなくもないよね。*14
ただ、実際の仕事への影響も大して考えずに「私の彼氏」という立場を示しちゃうようなオトコを彼氏か友達に持ってたり、彼氏に疑われそうなオトコとカップルシートに座ってたという私自身の情報については*15きっと、ってか絶対、「パフォーマンス」に含まれちゃうよな。
ではでは、彼氏がペロッちゃったからもう降参してあっさりその場で認めちゃったとき、球場では黙って逃げたけど後日店頭でお客様から言及されて渋々認めたとき、もしくは男性のお客様たちが私の異常な大人の色気に異変を感じ取ったのを私自身が察して自ら彼氏の有無について公表したとき…これらは多分、ほぼ全部、自分の恋愛をついに商売道具としての「パフォーマンス」に含めちゃったことになる、と私は勝手に思ってる。
私のことを好いてくれた男性のお客様の中には、私の名前を気に入ってくれた人もいれば、私と共通の趣味があることを知って距離を縮めてくれた人もいるかもしれない…そうなると、私が公表した彼氏の有無という情報も、それらと全く変わらない店員としての私の情報のひとつなのかなあって。
だから私がお客様たちに彼氏の有無を公表しちゃったのなら、私の恋愛がもたらしたお店への影響については、一応私のパフォーマンス力をその原因として認めるしかない気がする…私としてはね。
ただし、休日の球場で遭遇した男性が実は既に商売を超える信頼関係・交友関係へ発展してる人だったり、互いにそのとき一切「客と店員」としてやりとりしなかったとして、そこで彼氏の有無をカミングアウトして、さらに「お店では、私の彼氏の有無については忘れておいてね」とかお願いして相手も快く*16了承した…そんなときは、そもそもその関係を築けた過程が私の店員としての「パフォーマンス」で、その結果として今回の場面ではもう店員としてのパフォーマンス云々の話ではなくなるんじゃないかなあ、感覚的に。
そんなこんなで、自分でもたとえ話がよくわからなくなってきたし*17、実際1人の店員の恋愛が大勢のお客様から責められることもないからそのまま置き換えるのはちょっと難しいけど、でも本質は同じだと信じて全部、アイドルに当てはめて考えてみる。
まず、アイドル自身の仕事中の姿・情報*18は、恋愛も含めて全て、商売道具としての「パフォーマンス」に含まれるってことでいい気がする。
そして、仕事以外の場面での姿・情報は、恋愛も含めて、たとえ消費者がその真実を知っていようとも、アイドルの周りの人が何かしたり言ったりしても、それでもアイドル自身(本人)が公表・公言しない限りは、商売道具としての「パフォーマンス」には含まれない、きっとそう、それがいいと思うんだ。
ただし、視覚情報は親しくない人に目撃されちゃった時点で「公表」と捉えられても仕方ない気がするし、公表された人間関係・交友関係それ自体は「パフォーマンス」に含まれちゃうんじゃないかな、多分。
だから逆に言うと、消費者との信頼関係も「パフォーマンス」のひとつだし、関係を築くまでの過程も「パフォーマンス」で、それによって「アイドルと消費者」という関係を少しでも超えられたのならそのときはもうパフォーマンス云々の関係ない世界に突入する、って感じ。
ってことはもしや…「アイドル」と「消費者」が互いに「アイドルと消費者」という関係を超えたとき、アイドルが商品として提供するパフォーマンスも、その対価として消費者が支払うお金*19も、どちらも両者の間には意味をなさない関係、つまり「人と人」という関係になれるってことかもしれない。
ではでは、自分で言ったけど、「アイドルと消費者」の関係から「人と人」の関係になる、って…?
「アイドル」と「消費者」を繋ぐ利害や取引を全て取っ払ったら、残るのは何…?
それはきっと純粋に、お互いの気持ちを思い合って、みんなの幸せを実現できる関係なんじゃないかな。*20
私、アイドルの素晴らしさとか、アイドルのファンとして生きる楽しさとかを知る前は、アイドルは外見で商売してるだけ、アイドルのファンは外見にお金払って癒やされてるだけって思ってたの。*21
でもそんな陳腐なものじゃなかった、全く。
アイドルもファンも、今日の幸せを、明日の笑顔を、ず〜〜〜っと続く平和で楽しい日々を、お互いに想い合ってる、祈り合ってる、そして支え合ってる。
それに気づいてから、アイドルのパフォーマンスは私にとって、応援の「目的」じゃなくて、幸せという目的のための「手段」になった。
そしてアイドル自身は私にとって、自分だけの幸せのための「手段」じゃなくて、それぞれの幸せという目的を一緒に果たしていくための「仲間」になった。
「仲間」って、それってつまり、「人と人」だよね。
ちゃんと対面したことも、話したこともない、向こうは私の名前すら知らないから、友達でもなければ知人ですらないけど、それでも私はアイドルと、「人と人」の関係、つまり「人間関係」を築いていきたいんだ。
そして「人間関係」を築くってことは、自分のこともアイドルのことも同じ一人の人間として大切にするってことで、対面したこともないくせに神経使ったり、勝手に傷ついて悲しんだり、小さなことで悩んだりしてとにかく大変だけど、でも一緒に成長しながら全部思い出に変えて笑い合って、人生をより豊かにし合っていける。
だから私、大好きなアイドルが嬉しいときは一緒に喜びたいし、悲しんでるときには励ましを送りたい。
私が悲しいときや嬉しいときに、たくさんたくさん寄り添って元気をくれたアイドルへの恩返しはきっと、一生かかっても終わらないけどね。
そんな、大好きな恩人であり仲間でもある、アイドルの恋愛…もちろんこれは…
祝福&応援一択!!!!!!!
ただ、恋愛に関してはたとえどんなに些細なことでも仕事への影響が大きく出やすい職業だから、ときめきをくれるアイドルってどうしてもそういう性質は否めないから、だから…
色々うまくやるんだぞ!!!!!!!
という気持ち、老婆心は常に抱いておるよ。
でも人生に失敗はつきものだし、それを許し合いながら成長していくのが人間らしい世界の姿かなって思うから、だからまあ、とにかく何事においてもお互い一生懸命がんばろうね、っていう気持ち。
それから、今の私はもう、自担へのガチな恋からは卒業してるけど、一時期は自担への恋愛的感情を募らせて、どうやったら本当に付き合えるのかって本気で考えて目標を掲げたこともあるから、「ガチ恋」という立場についても私なりにわかってるつもりだと思う、私なりにだけどね。
しかも片思い経験が豊富な人生だったから、届けたくても届かない恋心を抱き続けるつらさとか、片思いがついに片思いのままで終わった瞬間の満身創痍な感覚とか、それも身をもって理解してるよ。
私の片思いだったけど、それでもたくさんの人間愛をくれた、今でも簡単には恋心を捨てきれないくらい大好きな男性に、「君となら幸せになれると思うけど、一緒になることはできない」と言われた悲しさと痛み。
もう私の恋心が実ることなんてないって、実らない将来がお互いにとっては最高の道なんだってわかってるのに、ふと急にどうしようもなく求めては切なくなる想いの虚しさ。
名前を知られてても、対面して話せても、連絡先を知ってても、それでも報われない恋心はこの現実世界だけでも星の数ほど存在してるはず。
ましてや『溺れるナイフ』*22や『宇宙を駆けるよだか』*23のように、架空の作品で描かれるものまで合わせたら、一体、どれだけあるんだろうね。
そんな切ない片思いって、本当に報われないのかなって、私、前に本気で考えてみたことがあって。
結論…片思いは報われる、自分次第で。
というのも、私は私の信頼する素敵な人から教わるまで、恋愛成就=幸せだと思ってた。
でも、「幸福は恋人が与えてくれるのではない」って言われた。誰かが与えてくれるんじゃなくて、自分が自分で幸福になるらしい。
ということは、叶わぬ恋愛=不幸も正しくない。
同じ人から、ダンテという、西洋の有名な詩人の話を聞いたの。
ダンテは9歳のときに出会った女性への恋心と愛情を、生涯、自身の詩作の中に輝かせ続けた。
ダンテの憧れの女性は他の男性と結婚し、そして若いうちにこの世を去ったけど、その悲しみも痛みもすべて、ダンテは自身の芸術活動へ、生きる希望へと変えていったらしい。
結局は、相手がどうであれ、自分が相手への愛情によって幸せになれるかどうか、それだけが恋愛の勝敗を決めるみたい。
今まで恋愛って、報われるのは両思いになれたときだけ、それはつまり相手が自分を選んでくれたときだけだと思ってたけど、そうじゃなかった、想像してたよりも恋愛は温かくて自由で明るいものだった。
それなら失恋を、片思いを、嘆き苦しみ続ける必要はないってことだね。
やるせないつらさを、ナイフのような言葉にして、大好きな誰かに向けるなんて悲しいことを、もうする必要はどこにもないんだ。
そして、身近な人への恋愛も、アイドルへの恋愛…いわゆる「ガチ恋」も、境遇が違うだけでどちらも恋愛の本質は、きっと変わらない。
それに多分、「ガチ恋」という立場の人だけじゃなくて、アイドルと共に生きてる人なら誰だって、アイドルへの恋心、アイドルへのときめきを、たしかに胸に抱えながら日々を送ってる気がする。
だから、みんなで助け合おうね、何があっても。
みんなで驚いて、悲しんで、でも優しさと笑顔は絶対に忘れずに。
あらゆる感情と体験を、思い出と、希望に変えて、綺麗で幸せな人生を、みんなで、楽しく進んでいこう。
最後に、この世を生きるアイドルの恋愛について、誰がどう感じようと、どう考えようと、どんな立場を貫こうと、全部みんなの自由だ。
だからこそ、どうかみんなとアイドルと私の幸せのための最高の答えが、みんな自身の中に見つかりますように、アイドル自身の中に見つかりますように、私自身の中に見つかりますように、そう私は今日も祈りたくなる。
誰かの何かが、誰かを幸せにする。
誰かが、誰かの何かで幸せになる。
そんな日々が、景色が、世界が、アイドルの恋愛についてもきっと、きっとおとずれますように。*25
*1:ただし必ずしも少ないとは限らない
*2:地声が低いからなおさら
*3:飛び込みをどうか許して。ダイバーの自担に助けられたいだけなの
*4:ちなみに私は自分の電話応対を磨きながら、1対1ですら綺麗に会話するってこんなに難しいのに大勢の話や振る舞いをまとめる自担のMC力ってほんとどれだけ凄いんだろうとひしひし実感した。好きと尊敬の洪水。
*5:自身に備わる性能・魅力も含む
*6:法または慣習によって規制された境遇・階層
*7:実際はね、そんなことはない普通の店員でしたよ。むしろね…やめてこれ以上は言わせないでください今が楽しいんです
*8:自分で書いてて腹筋がじわじわきてしまった
*9:何それ欲しい…いや何事も平常がいちばんですね(急に冷静)
*10:せめて例の中ではできていてと願う
*11:やったね〜、春が来たね
*12:偶然見ちゃった男性は、ショックで野球どころじゃないだろうね〜、ごめんね〜(笑うところです)
*13:机上の空論かもしれないけど、不可能じゃない!諦めるな!
*14:みんな、僅かな可能性を信じるんだ!
*15:私が遭遇したお客様の目をまっすぐ見ながら同じカップルシートに座る隣の彼氏を指さして「こんな人知りません」って訴えかけない限りは
*16:内心泣いてたのかもだけど
*17:お前がそんなんでどうする!田舎の母ちゃんが泣くぞ!
*18: 仕事以外の場面で消費者と遭遇しアイドルとして対峙した場合も含む
*19:時間はお互いに払ってるから相殺シマァス
*20: 綺麗事かもしれないけど、綺麗事を信じたことで泥だらけ・傷だらけの姿になっても、それでも屈せず綺麗な笑顔でまた進んでゆけば必ず綺麗な心で綺麗な人生を送れると私は思う。
*21:やめて石を投げないで。でも本当に反省してます。
*22:映画『溺れるナイフ』https://www.netflix.com/jp/title/80199076?preventIntent=true
*23:Netflixオリジナルドラマ『宇宙を駆けるよだか』https://www.netflix.com/jp/title/80230018?preventIntent=true
*24:ウィリアム・ブレイク作『三匹の獣から逃げるダンテ』
*25:意味わかんないほどの長文、もしも読んでくださったのなら本当にありがとうございました。当の私は、最近恋人の存在が噂され始めた推しがそういえばあるときから急に異常なほどのオトコの色気を身に纏い始めたことを思い出し、なるほどあれは愛するオンナ(女性)があってのことだったのかという、妄想よりも刺激の強いときめきを勝手に被弾して幸せな興奮と腹痛を自身に呼び寄せるような、そんなスタンスのやつです。もちろん恋愛・結婚大賛成で、いつか自担が結婚したときは結婚祝いのファンレターで祝福したい(大人用の綺麗なカードか、それともかわいいスヌーピーのカードか、今から悩み始めてる)、自担のタキシード画像と結婚式エピをどうか公式web連載で拝みたい、自担の奥さんエピや子育てエピを滝のように浴び聴かせられたい、という夢を密かに胸の中で温めるくらいの熱意です。実際は繊細で複雑な問題(?)だし、もはや意味をなさないように思えて実は安心材料として欠かせない「アイドルの独り身宣言」とか、なんかほんと変に大変ですよね、みんなおつかれさま。私は好き勝手なことしか言えないけど、どうかちょっとでも、今日のこのブログが誰かの役に立てたらいいなという思いと、自担に何かあったときに冷静な思考を失くして途方にくれるかもしれない将来の自分に備えて、今のうちに自分の考えや価値観をまとめておけたらと、そんな理由で今回書きました。このあとがきのような注釈までも読んでくれたのだとしたら、ほんまおおきに、セクシーサンキュー、ありがとうそしてありがとうに尽きます。じゃ…あばよ。