理由なんてきっと

理由なんてきっと

桐山照史くんに転がされるblog

チームジャニーズWEST、さいこう

2019年4月23日。

 

私はすべてを甘く見ていた。

夕刻の答えは17:55じゃなくて、「5:55」だった。

主要都市での開催じゃなくて、「5都市」だった。

7人から司会1人とツッコミ1人を抜いた残りじゃなくて、「ランキング5」だった。

札幌シネマフロンティアのスクリーン番号は、他でもない「5」だった。

 

開演直前、本会場の客席が虹色に照らされていることに愛を感じた。

でも、それだけに留まらなかった。

聞き覚えのあるBGMと、忘れもしない台詞、会場が騒然とする中で浮かび出した7人のシルエット。

それは「5年前」と同じ演出だった。

 

毎年全国のアリーナを満席にして、初めてのドームコンサートも満席にして、それだけ大きなグループなのに何故か、彼らはまるで元々そうだったかのように小さな会場に馴染んでいた。

逆に言えば、会場の大小によって彼らとの心の距離が変わることはないのだと確信した。

もっと言えば、生で見ていようと、ライブビューイングだろうと、彼らから伝わる愛や熱量は全く違わなかった。

 

それから、信頼されてるんだなあと思って泣いた。

絶対的に参加できる人数が限られる状況で、それでもデビュー記念日にイベントを決行したのは、参加可否を問わずみんなでお祝いしたかったからなんだと思う。

その上で、ジャニーズWESTのファンなら、参加した人の感動や楽しさが参加できなかった人にまで広がっていくと確信を持たれていた。

私はそう思う、そして嬉しくて泣いてしまう。

 

デビュー5周年を迎えるとき、緊張と覚悟のあまりファンの間に少しピリピリとした空気が流れた。

応援の仕方の違い等から意見の対立が生まれて、誰も悪くない不穏に繋がった。

でもそれを、ジャニーズWESTがしゃべくり007出演によって気持ちいいほどに吹っ飛ばした。

いっきにお祭りムードに変わり、みんな獅子舞を調達して歓喜に踊り狂った。

 

ジャニーズWEST七福神だ。

世界の全てを笑顔に変えてしまう。

でもそれは魔法なんかじゃなくて、彼らが日々積み重ねている努力と、どんなに些細なこともなおざりにしない誠実な心遣いがあってこそなんだと思う。

 

今回のイベントで、彼らがやることには私たちが感じ取る以上に「思い遣り」が込められているんだと気づいた。

だから私は、この先彼らのことをただひたすらに信じ抜いていきたい。

 

淳太くんが言うように、チームジャニーズWESTはとにかく楽しく進んでいくことが一番大事。

立場も境遇も全員が一人ずつ違うけど、「楽しむ心」を持ち続けていれば必ず最高の道に進んでいける気がする。

 

ジャニーズWESTの7人が空に架かる虹なら、ファンは地面を虹色に染める地道な民となろう。

目の前の日常は決して楽なことばかりじゃないけど、メンバーもファンもスタッフも、互いに励まし合いながら一つ一つを虹色に変えてゆこう。

 

何もできない人なんていない。

みんなで笑い合いながら、誇り高く胸を張るんだ。

 

さあ行こう。

私たちは、眩い彩光を放ち、世界に最幸を届ける、史上最高の集団、チームジャニーズWESTなのだから。

 


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【追記:2019/5/10】

ジャニーズWESTを魂から抱きしめたい欲のままに、京セラドーム公演のドキュメンタリーを改めて観ました。

 

その中でしげが語っていた「お客さんが10人だろうと(ドーム規模だろうと)やることは変わらない」という想い*1、これはまさに5周年イベントで私が感じた部分*2なのだと思います。

京セラドーム公演のリハーサル場面では、メンバーの姿が見えづらい遠くの席のファン達にもそのノリや想いを伝えたい、伝えるにはどうしたらいいかと、7人が真剣に考えて調整している姿がありました。のんちゃんも「(遠くまで見えるように)振りを120%で踊ってしまうと雑になる、でも想いは遠くまで届けたい」と葛藤に悶えながら話していました*3

そして5周年イベント後に明かされた裏話で、コントについてはライブビューイングでも楽しめるような内容にしたと淳太くんが教えてくれ、やはり彼らは全ての公演においてそれに参加するファンのことを一人残らず大切にしてくれているのだと、改めて確信しました。

 

それからさらに、京セラドーム公演後のメンバー別インタビュー映像での照史くん。「会場に来られなかった人たちの想いもあったからこそ、(京セラドーム公演が)最高の空気感になった」と言っていて*4

5周年イベント当日に更新されたブログ「なにわぶ誌」では、神ちゃんが世界の様々な所にいるファンに向かってその想いを天高くまで届けようとしていて。

 

なんかもう、単にLIVE楽しもうとか、来た人盛り上げようとか、アイドルとして成功しようとか、はっきり言ってしまうとそんな次元とはまるで格が違うこの感じ。

知らなくても見えなくても確かに存在する誰かの「想い」を、誠実に大切に受け止めて繋いでいく彼らの言動とその「想い」。

 

ジャニーズWESTの真の武器は、まさにこれなのだと、やっとわかりました。

 

歌もできる。ダンスもできる。お笑いもできる。ビジュアルも最高。その他にも挙げ出したらキリがないほどの強みを持つジャニーズWESTだからこそ、そのすべてを活かしきってほしいと思うし、1つでも多くの魅力を一人でも多くの人に届けたいという願望はきっとメンバーもファンも同じはず。

だけどきっと、彼らが最もよくわかっている彼ら自身の最大の魅力こそ、最重要項目として常に最優先されるべきであり、彼らはそれも含めてちゃんと理解しているのだと思います。

そして、実は私たちファンも、心で、もしくは心の奥底で、そのことをちゃんとわかっていて。だから私たちは目に見える彼らの魅力だけでなく、あらゆる人を本気で想ってくれる彼らの姿に、言葉に、その心に、何より強く胸を打たれて幸せを感じることができるのです。

 

「想い」を大切にするためにあえて不格好なスタンスを取ることも多いジャニーズWESTは、「格好良さ」を常に最優先するような考え方…いわゆるキラキラアイドルのスタンスとは異なる道をおそらく既に進み始めています。

だからいつでも「格好良い」ジャニーズWESTが見たい、という人にとっては少し不服だったり、時に悔しさや悲しさを生み出す原因になり得るかもしれません。

でも、ジャニーズWEST最大の武器は他でもない「一人を大切に想う心」。

それならば、その悔しさや悲しさでさえも、きっと彼らは掬い取って喜びに変えてくれるに違いない…私はそう確信せずにはいられないのです。

 

デビューからこれまでの5年間は、ジャニーズWESTのメンバーがその核となる部分を築き上げるための大事な期間で、それは彼ら自身が目指したい道を決めるいわば進路選択の時期。

そして6年目に突入した今このときからは、5年間でしっかりと確立したブレない軸を支え、さらに規模を広げていくための強固な支柱を何本も立てることが必要になってくるはずです。

 

ちょうど今日読んだMyojo6月号で、濵田さんが「これからはファンの人が見たいもの、求めるものも追求していけたら」と語っていました。神ちゃんもなにわぶ誌で「個人的には賑やかなWESTだけじゃなくかっこいいとか可愛いとか色んな曲出していきたい」と言っていたし、ある雑誌*5で「僕らのわちゃわちゃするスタイルは良さでもあるし、ファンも求めてくれているものやけど、これだけなのも違う」という流星の発言*6もあって。

そんな彼らの言葉が早速具現化されたかのように、デビュー5周年記念日の翌日に発売となったシングル『アメノチハレ』は、今までのジャニーズWESTのシングル楽曲とは明らかに違う雰囲気。

 

これはもう、みなさん、安心するのみ、期待するのみ、信じてわくわく待つのみです。

 

ありとあらゆる人の想いを汲み取る「慈悲深さ」と、それに確実に応えていく「器量の大きさ」、何事も謙虚に嫌味なく対応していく「人の良さ」を持ち合わせたジャニーズWESTが、誰かを悲しい気持ちのままにするはずはないし、誰も幸せにしないわけもありません、絶対に。

 

デビュー後初の公演タイトルに「ほんまにありがとう」と、念願の初ドーム公演タイトルに「感謝届けます」と入れる彼らだからこそ、そうやって大事なときであればあるほど感謝の気持ちを忘れない彼らだからこそ、見せてくれる最高の境地が、景色が、幸せが必ずや存在することは無論、間違いなしです。

 

そうなるともう、私はその事実だけで、十二分に最幸を感じずにはいられません。

そしてもっともっと、彼らによる一つ一つの振る舞い、彼らに関連するすべてに感謝できる人間になりたいと思えてきました。

 

仮にこの先ジャニーズWESTの現場の倍率が上がり続けても…というよりそれはもはや約束された未来、心から望む理想の状態とさえ言いたいのですが、それによって自分の名義が落選したときに現実を恨んだり涙を流して途方に暮れるのはもう、やめにします。*7

それは彼らが、いや、チームジャニーズWESTがたかだか現場の当落ごときで幸せを左右されるような器の小さい集団ではないと気づいてしまったからです。

大変なハプニングも、つらい現実も、悲しい気持ちも、全部楽しく笑い飛ばして周りに幸せをもたらしていくチームジャニーズWESTの一員として、私もその使命を全うしたいと心から思っているからです。

 

もちろん現場は生がいいし、自担の活躍を見逃したくはないけれど、どんな状況においてもとにかく心で繋がっていることが何より大事で。それがいちばん幸せなことで。

 

結局何が言いたいかというと…

 

チームジャニーズWEST

さいこうやあああああああ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:言葉はニュアンスです

*2:5/5公開分の文中では会場規模と心の距離の関係として書いた

*3:これも言葉はニュアンスです

*4:やはりこれもまたニュアンス

*5:雑誌名は失念

*6:ニュアンス

*7:これはあくまで私の決意