伝う涙は桐山照史
この世に実在している一人の成人男性としての桐山照史さん、そして芸能界で大活躍しているアイドルとしてのジャニーズWEST桐山照史くん、この度は29回目となる自身の誕生日を健やかに迎えられましたこと、本当におめでとうございます!!!
照史くんの誕生日をブログでお祝いするのは2年ぶりだから、正直どんなことをどうやってまとめたらいいのかわからない…見切り発車です(笑)
1万字インタビューも読んだし、誕生日動画も見たし、人生初の写真ケーキでお祝いもした。
でも、照史くんの誕生日に胸躍らせながらふと、「なんで私こんなに桐山照史くんのことが好きなんだ…?」ってシンプルな問いが浮かんでくる。
過去のブログでは私のジャニヲタ経緯をわりと細かくまとめている*1から、たくさんの縁と自分の境遇によって今のような桐山照史ファンになっている、というのは理解してる。
だけど、照史くんを好きになって気づけば経っていた約4年という歳月と、そしてこれからもファンを辞める予定がないほどの確信的な愛。
その期間や強さは決して気まぐれでも偶然でもなく、紛れもない必然としか言いようがなくて。
自分をそれほどまでに惹きつけている桐山照史くんは、その魅力は、なんなんだろう…。*2
星野源という人は、その馴染みやすさで「源ちゃん」と呼べる余地を世間に与えてくれる一方、常人離れした創造力によって様々な分野で自分を表現し、そして世の中に認められている圧倒的天才。
源ちゃんのことは6年くらい前から好きで、だからジャニヲタになるよりも前に出会っていて。
好きになり始めた当時は今と違ってゆったりとした静かめな曲が多かったから、そのメロディと優しい低音ボイスにただただ癒やされていました。
でもそのうちにだんだんと源ちゃんの紡ぐ歌詞や創る音楽の凄さに気づいて、いつしか彼のことを唯一無二の天才音楽家として崇めるようになった。
星野源も桐山照史も、今の実力の全てを自分の経験によって掴み取ってきた下積み職人で、それでいてセンスや感性がピカイチ。
そして2人は仕事大好きマン…というかM*4…というか、周りの期待の上を目指し続けることが心底好きなんだと思う。
こんなしょーもない自分ですけどって低姿勢に生きながらも、自分のやることに対しては「やる以上、絶対に評価されたい」「唯一無二の存在として必ず世間から認められてやる!」って常に炎を燃やしている気がする。
世間から認められること、社会に貢献すること、それは即ち『仕事』。だから彼らは、仕事に人生を捧げてる、仕事のために生きてる。そしてそれゆえ、特にこだわっている仕事に対しては、集中力が極限レベルにまで達する。
昨日のMステ、トークシーンではほんとにしょーもないパンツや性癖の話をタモさん、福山雅治、源ちゃんの変態トリオでわいわい話してて。*5
でもその直後、披露曲『アイデア*6』のイントロが流れ出した途端に…それまでニコニコしていた星野源の顔つきが変わった。アーティストモードになった。
プロの音楽家として最高のパフォーマンスをするための顔、渾身のエンターテインメントを世の中に届けるための一職人の顔になった。
あの表情が…顔つきが……魂の奥底から………
すきなんです。*7
パフォーマンスモードに入っている瞬間、もっと言うと、パフォーマンスのときにモードに入る人たちのことが、私はとても好きみたい。
山口百恵さんもそうだし、関西Jr.の大西流星くんも、そして源ちゃんだって、照史くんだって。
私が好きな人はみんな、排他的な自分だけのパフォーマンスモードを持ってる。そしてそれは決して自分に酔いしれるものではなくて、周りの期待に応えるための夢幻的時空間。
私は夢のような芸術がすき。音楽とか歌舞伎とか舞台とか、完成された夢空間がすき。瞬間的に現実離れした世界を創る人、魅せる人がだいすき。
だから!わたしは!桐山照史が!…
大好きな彼は、仕事に対して人一倍ストイックだからこそ、『情』を第一の判断基準とはしない。「ほんとはこうしたい」「こんなの嫌だ」そういう自分の感情は、仕事においては静かに胸の奥に沈める。
でも、本当は誰よりも『情』を持っているから、敏感で繊細なゆえに傷つきやすい…のに、それを仕事で見せるべきではないと思っているから、あえて鈍感になって淡々と突き進んでいく。
照史くんが泣き虫なのは、照史くんが隠そうとしている色々を、ほんとは照史くん自身が誰かに知ってほしいからなんじゃないかな。
照史くんの苦労も努力も、嬉しい感情も悲しい感情も、自分の言動では表せない代わりに涙がそれを伝えてくれているのかも…ふとそう思いました。
照史くんは自分の本音や内面を外側に出すのが多分苦手で、でも誰かわかってくれよって心の中で叫んでる。ある意味ストイックで、ある意味…抱きしめたくなるくらいに不器用。
私が桐山照史くんを好きになった瞬間は、魚が釣れなかった自分を責めずむしろ慰めてくれた仲間たちへの涙を見たときで、それはきっと、その泣き顔に、照史くんの本当の人間性を見たからなんだと思います。
つらくても笑っている、大変なことでも余裕そうに見せる、限界のときに「大丈夫」と答える桐山照史くん。
そんな貴方の29歳最初の舞台、そのチケットが今日、私の元に届きました。
しんどいこともありながら、それでも愛する仕事を全うする貴方の顔つきを、姿を、私はとても楽しみにしています。
どうかこれからも心身ともに健康で。
舞台の絶対無事故と大成功も祈っています。
そして、照史くん。
私に貴方の泣き顔を、
ずーっと愛させてください。
貴方のガラスのハートを、
一生、守らせてください。